どっちがいい?ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いを7項目で比較!

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マットレス

この記事では、ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いを7項目で比較しています。

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスには、それぞれの異なる特徴があります。

通気性や耐久性を重視したいという方はポケットコイルマットレスを、硬さの選びやすさや直置き(床置き)できるかを重視したいという方はウレタンマットレスを選ぶといいですよ!

それぞれ詳しく解説していますので、ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスで悩んでいるという方は、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね!

ポケットマットレスとウレタンマットレスの違いを5項目で比較

ポケットコイルマットレスウレタンマットレス
①コイルの有無有り無し
②寝心地馴染むまでに時間を要することがある
③硬さ選ぶのが感覚的になりやすい
(柔らかめ~硬め)
指標があり選びやすい
(柔らかめ~硬め)
④耐久性
⑤通気性×
⑥直置き(床置き)×
⑦お手入れの頻度少ない頻繁
おすすめのマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いを7項目で比較し、表でまとめました!

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスは、寝心地以外にも通気性やお手入れの頻度に違いがあります!

それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう!

比較①:コイルがあるのはポケットコイルマットレスだけ

ポケットコイルマットレスウレタンマットレス
コイル有り無し
マットレスの素材
  • 硬鋼線
  • 超硬鋼線
  • ピアノ線
ウレタンフォーム
(低反発~高反発)

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの1つ目は、コイルの有無です。

ポケットコイルマットレスは、コイルが入っており、ウレタンマットレスはコイルは入っておらず、主要な素材はウレタンフォームになっています。

ポケットコイルマットレスは、通常は硬鋼線を使用されていますが、一部の高級マットレスでは、超硬鋼線やピアノ線が使用されています。

ウレタンマットレスに使用されている、ウレタンフォームは簡単に言うとスポンジに使われている素材です。

ポケットコイルマットレスとウレタンフォームマットレスの特徴の違いは、この素材の違いに起因します。

比較②:すぐに良い寝心地を得られるのはポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの2つ目は、寝心地です。

ポケットコイルマットレスは、購入後すぐに快適な寝心地を得ることができ、その寝心地を維持することができます。

一方、ウレタンマットレスの場合は、時間経過で寝心地が変化しやすいという特徴があります。

特に高反発ウレタンマットレスの場合は、この特徴が出やすくなっています。

個人差はありますが、購入後すぐのウレタンマットレスを硬いと感じたり、背部や腰に痛みを伴う方もいることを覚えておきましょう。

ウレタンマットレスは、馴染むまでには通常2~3週間の時間を要するのが一般的になっています。

おろしたてのスポンジが固く、だんだん柔らかくなっていくイメージを想像すると分かりやすいですね。

比較③:硬さを選びやすいのはウレタンマットレス

ポケットコイルマットレスウレタンマットレス
硬さを決める要素
  • コイルの数(多いと硬い)
  • コイルの線径(太いと硬い)
  • コイルの配列(交互配列が硬い)
  • コイルの巻き数(少ないと硬い)
  • コイルの高さ(低いと硬い)
N(ニュートン)

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの3つ目は、硬さです。

ポケットコイルマットレスもウレタンマットレスも、柔らかいものから硬いものまで硬さはそれぞれあります。

ただし、ウレタンマットレスに比べるとポケットコイルマットレスは硬さを選ぶのが複雑になっています。

上の表を見てわかる通り、ポケットコイルマットレスの硬さはコイルの様々な要素が寄与しているためです。

一方、ウレタンマットレスの硬さは、N(ニュートン)という1つの指標を確認すればいいため、硬さを選びやすいという特徴があります。

ウレタンマットレスの硬さは、下記の表のようにNが大きくなると硬くなるので参考にされてくださいね。

N75N未満75-110N未満110N以上
硬さ柔らかめ普通硬め

比較④:耐久性が高いのはポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの4つ目は、耐久性です。

一般的には、ポケットコイルマットレスの方がへたりにくく耐久性が高いとされています。

マットレスのメーカーにもよりますが、ポケットコイルマットレスの耐久性は、5~10年程度です。

一方、ウレタンマットレスの場合は、寿命が短いものでは2~3年というものもあるので購入の際は注意が必要です。

また、ウレタンマットレスは、お手入れが耐久性に大きく影響するため、適切なお手入れをしなければマットレス寿命が短くなってしまいます。

ただし、最近では、良質なウレタンマットレスも増えてきているんですよ!

IWONU、コアラマットレス、エマスリープなどのマットレスは10年の品質保証がついており、ポケットコイルマットレスに耐久性が劣るということはないでしょう。

比較⑤:通気性が良いのはポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの5つ目は、通気性です。

通気性の悪いマットレスは、熱や水分がマットレス内部にこもってしまいます。

マットレスにカビやダニが発生したり、夏に蒸れて寝苦しいと感じる要因になってしまうんですよね・・・。

一般的には、ポケットコイルマットレスは、中心部にコイルによって空洞が生まれるため、通気性がいいです。

一方、ウレタンマットレスは、素材の特性上どうしても、通気性が悪く熱や汗(水分)がこもりやすいという特徴があります。

特に高反発マットレスに比べて、低反発マットレスは通気性が問題となることが多いので注意しましょう。

ウレタンマットレスを選ぶ時は、独自の通気孔の採用やオープンセル構造がある除湿機能付きのマットレスを選ぶと安心ですよ!

比較⑥:直置き(床置き)に向いているのはウレタンマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの6つ目は、直置き(床置き)の向き・不向きです。

直置き(床置き)に向いているのは、ウレタンマットレスの方です。

ポケットコイルマットレスの場合は、直置きにより溜まった湿気でコイル自体が傷みやすく、寝心地が悪くなってしまうためです。

ただし、ウレタンマットレスであればどんなマットレスでも直置きに向いているというわけではありません。

直置きによる床づき感や冷えを防止するために、15cm以上の十分な厚みがあることと、カビを防止できる通気性の良い(除湿機能がある)ウレタンマットレスである必要があります。

マットレスは、基本的には直置き(床置き)よりもベッドフレームの上で使用するのが望ましいですが、どうしても直置きしたいという方は、ウレタンマットレスを選びましょう。

比較⑦:お手入れの頻度が少なくてOKなのはポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスとウレタンマットレスの違いの7つ目は、お手入れの頻度です。

お手入れの頻度が少なくて済むのは、ポケットコイルマットレスです。

これは、先ほど触れた通りポケットコイルマットレスの方が、通気性が良いことが関係しています。

ポケットコイルマットレスをすのこベッドフレームで使用する場合は、基本的には3カ月に1度程度マットレスを立てかけるだけで問題ありません。

一方、ウレタンマットレスの場合は、使用環境にもよりますが、除湿機能のないマットレスであれば2~3日に1度マットレスを立てかける必要があります。

オープンセル構造や通気孔を採用した除湿機能のあるマットレスで、すのこベッドフレームで使用すればお手入れの頻度は1カ月に1度程度でよくなりますよ!

ポケットコイルマットレスをおすすめする人・しない人

ポケットコイルマットレスをおすすめしない人ポケットコイルマットレスをおすすめする人
  • 安価な商品を探している
  • 長く同じマットレスを使用したくない
  • 折りたためるものがいい
  • 包み込むような寝心地を好む方
  • 予算が5万円以上の方
  • 横向き寝の方
  • 二人以上で寝る場合(睡眠の干渉がしにくいため)
  • 高級マットレスブランドを好む方
  • お手入れが楽なものがいい方
  • 夏に涼しい寝心地を好む方
  • 長く1つのマットレスを使用し続けたい方

ポケットコイルマットレスをおすすめする人・しない人についてまとめました。

ポケットコイルマットレスでも安価な商品はあるのですが、ウレタンマットレスよりはどうしても価格が高めとなってしまいます。

また安価な商品の中には、ポケットコイル自体の質が悪く寝心地に影響するものもあるのが事実です。

予算が3万円以下という場合は、ポケットコイルマットレスよりウレタンマットレスを選ぶというのを1つの目安にしていいでしょう。

一方、ポケットコイルマットレスは、お手入れが簡単、夏でも蒸れない、睡眠干渉が起こりにくいなどメリットが多数あります!

耐久性も高いため、ポケットコイルマットレスはコスパは優れていますよ!

特に複数人で寝る場合や暑がりで蒸れるのが嫌だという場合は、ポケットコイルマットレスはおすすめですよ!

私のおすすめするポケットコイルマットレスも下に紹介していますので、ぜひ参考にされてくださいね!

ウレタンマットレスをおすすめする人・しない人

ウレタンマットレスをおすすめしない人ウレタンマットレスをおすすめする人
  • マットレスのお手入れをするのが嫌な方
  • すのこベッドを持っていない方
  • 夏に蒸し暑い寝心地が嫌な方
  • 安価なマットレスを探している方
  • こまめにマットレスのお手入れをできる方
  • 圧縮収納する必要がある方
  • 硬さを分かりやすく選びたい方
  • 直置き(床置き)したい方

続いて、ウレタンマットレスをおすすめする人・しない人についてまとめました。

ウレタンマットレスは、素材の特性上、熱や水分を逃がしくく通気性が悪いという特徴があります。

そのため、マットレスのカビ対策は必須ですので、お手入れがこまめにできない人にはウレタンマットレスはおすすめできません・・・。

お手入れの頻度を少しでも少なくしたいという場合は、除湿機能のあるウレタンマットレスを選びすのこベッドフレームと一緒に使用しましょう!

ウレタンマットレスは商品ごとの特徴が様々で、収納や持ち運びに便利なものや自分に合った硬さを選ぶことができるなど選択肢の多さが魅力です。

自分に合ったウレタンマットレスをぜひ見つけてみてくださいね!

私のおすすめするウレタンマットレスも下に紹介していますので、ぜひ参考にされてくださいね!

迷ったらコレ!おすすめのポケットコイルマットレスとウレタンマットレス

最後に、私がおすすめするポケットコイルマットレスとウレタンマットレスを紹介します!

まず、おすすめのポケットコイルマットレスは、国産ポケットコイルマットレス ハイグレードタイプです!

こちらのマットレスは、価格がお手頃なのにハイグレードなポケットコイルをふんだんに使用していています!

硬さを選ぶことができますし、サイズ展開も豊富なのもポイントですよ!

正直、コスパ崩壊しているのではないかと思うほど・・・。

続いて、ウレタンマットレスでおすすめのマットレスは、IWONUです!

IWONUは、最近出たばかりのマットレスなので、知名度は低いです。

私は実際に使用していますが、まずは寝心地が最高です・・・。

さらに、自分の好みの硬さに変えれることや分厚いマットレスなのに女性一人でもコンパクトに収納・持ち運びできるなどこれまでのウレタンマットレスとは異なるメリットがあります!

IWONUマットレスを実際に使用した私の口コミもぜひチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人
のっち

30代ママ【睡眠健康大学在学中の睡眠のスペシャリスト】
保有資格:薬剤師
     睡眠検定
     睡眠健康指導士
睡眠に関する役立つ情報をどんどん発信していきます

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